正副議長のあいさつ

 

 

議長 石原 修治
議長
石原 修治

流山市議会第32代議長に就任しました、石原修治です。令和7年5月臨時会において議長に選出いただき、その重責に身の引き締まる思いであります。

 

流山市議会基本条例では、前文で「市長と議会には、緊張関係の下で、論点及び争点を明確にし、流山市にとって最良の意思を決定することで、市民全体の福祉向上と地域社会の活力ある発展を目指していく使命が課せられている」とうたっています。我々がその使命を果たすためには、執行部と議会とで情報量をそろえ、政策形成段階から建設的な意見交換を行うことが非常に重要です。執行部からの報告を待つことなく、議長として積極的に全員協議会や臨時会の開催を求めるなど、健全かつ良好な緊張関係の構築を目指してまいります。

 

また、流山市議会では、災害対応マニュアルを平成30年度に策定していますが、令和5年9月の台風第13号による記録的豪雨や、令和6年1月の能登半島地震など、近年の大規模災害に鑑みると、災害時の情報共有や連絡体制にはさらなるスピード感と柔軟性が求められており、地域の災害情報や支援要請を迅速に共有するための最新の情報技術を活用したシステムの構築は急務です。議長として、議会運営委員会の意見を踏まえながら、執行部との連携強化が進むよう、尽力してまいる所存です。

 

私たち流山市議会議員は、全議員28人がそれぞれの強みを生かしながら、対話を通じ議会全体での合意形成を図る「全員野球」の取り組みで、市民の皆様に開かれた議会づくりを進めてまいります。

 


副議長
野村 誠

令和7年5月の臨時会において、流山市議会第32代副議長に選出いただきました、野村誠です。副議長として、議長との緊密な連携を図り、円滑な議会運営に全力を尽くすとともに、「縁の下の力持ち」としての役割を深く認識し、議長を力強く支え、補佐してまいりたいと存じます。

 

私自身も、当時議会運営委員会委員として策定に携わりました「流山市議会災害対応マニュアル」は、その策定から8年が経過しました。一方で、近年において災害はますます頻発化・激甚化しており、さらには災害対応の技術を取り巻くデジタル化も急速に進んでいます。こうした状況を踏まえ、市議会における災害対応方針の見直しと検証が不可欠であると考えるに至りました。今後、市議会として情報共有や伝達の方法を再考し、より迅速かつ的確な対応を可能とするために、災害伝言ダイヤルの活用やSNSを利用した情報発信など、体制整備のための課題解決に引き続き取り組んでまいる所存です。

 

また、流山市議会基本条例に基づく、公開性・公正性・透明性の原則を堅持し、変化する社会情勢や市民ニーズを的確に捉え、課題解決に向けた政策立案の推進に貢献することで、より市民の皆様に開かれた、そして信頼される議会運営を推進してまいります。

流山市のさらなる発展のため、誠心誠意努力してまいりますので、市民の皆様には、流山市議会への一層のご指導とご支援を賜りますよう、心よりよろしくお願い申し上げます。